メイド喫茶オタが非オタの彼女にメイド喫茶世界を軽く紹介するための10店

元ネタ:アニオタが非オタの彼女にアニメ世界を軽く紹介するための10本

まずは俺的に。出した順番は実質的には意味がない。

Mai:lish秋葉原

まあ、いきなりここかよとも思うけれど、「メイリ以前」を濃縮しきっていて、「メイリ以後」を決定づけたという点では
外せないんだよなあ。開店してから7年目だし。
ただ、ここでメイドさんトーク全開にしてしまうと、彼女との関係が崩れるかも。
この情報過多な店について、どれだけさらりと、嫌味にならず濃すぎず、それでいて必要最小限の情報を彼女に
伝えられるかということは、オタ側の「真のコミュニケーション能力」の試験としてはいいタスクだろうと思う。

@ほぉ〜むcafe(秋葉原)、@ほぉ〜む茶房秋葉原

@ほぉ〜むって典型的な「非オタ経営者が考えるオタクにウケそうなメイド喫茶(そう経営者が思い込んでいるだけ。実際は全然受け入れられない)」そのもの
という意見には半分賛成・半分反対なのだけれど、それを彼女にぶつけて確かめてみるには
一番よさそうな素材なんじゃないのかな。
「オタクとしてはこの二つは“メイド喫茶”として微妙だと思うんだけど、率直に言ってどう?」って。

ミアカフェ秋葉原

ある種の制服オタが持ってる制服への憧憬と、自衛隊協力のオタ的な考証へのこだわりを
彼女に紹介するという意味ではいいなと思うのと、それに加えていかにも制服好きな
「処女的なださカッコよさ」を体現する夏服
「処女的に好まれる女」を体現する冬服
の二つをはじめとして、オタ好きのする制服を店内にちりばめているのが、紹介してみたい理由。

LittleBSD秋葉原

たぶんこれを見た彼女は「微妙な居酒屋だよね」と言ってくれるかもしれないが、そこが狙いといえば狙い。
この系譜のメイド居酒屋がその後続いていないこと、これが他の地域では大人気になったこと、
他の地域なら割高になって、それが全日本に広がってもおかしくはなさそうなのに、
秋葉原でこういうのがつくられないこと、なんかを非オタ彼女と話してみたいかな、という妄想的願望。

ワンダーパーラー(池袋)

「やっぱりメイド喫茶はメイドオタのためのものだよね」という話になったときに、そこで選ぶのは「キュアメイドカフェ
でもいいのだけれど、そこでこっちを選んだのは、この店にかけるオーナーの思いが好きだから。
営業機会を断腸の思いで削りに削ってそれで10席、っていう店舗面積が、どうしても俺の心をつかんでしまうのは、
その「営利を捨てて雰囲気をとる」というの諦めきれなさがいかにもオタ的だなあと思えてしまうから。
ワンダーパーラーの狭さを俺自身は不便だとは思わないし、利益は上げられないだろうとは思うけれど、一方でこれが
@ほぉ〜むやミアカフェだったらきっちり20席にしてしまうだろうとも思う。
なのに、各所に頭下げて迷惑かけて10席にしてしまう、というあたり、どうしても
「店内の雰囲気が捨てられないオタク」としては、たとえオーナーがそういうキャラでなかったとしても、
親近感を禁じ得ない。サービス自体の高評価と合わせて、そんなことを彼女に話してみたい。

ひよこ屋(秋葉原

今の若年層でひよこ屋に入ったことのある人はそんなにいないと思うのだけれど、だから紹介してみたい。
メイリよりも前の段階で、イベントDayとかメイド喫茶の技法はこの店で確立していたとも言えて、
こういうクオリティの店が秋葉原のはずれで営業していたんだよ、というのは、
別に俺自身がなんらそこに貢献してなくとも、なんとなくメイド喫茶好きとしては不思議に誇らしいし、
いわゆる萌え萌えジャンケンでしかメイド喫茶を知らない彼女には見せてあげたいなと思う。

シャッツキステ秋葉原

メイドの「センス」あるいは「内装づくり」をオタとして教えたい、というお節介焼きから見せる、ということではなくて。
「終わらない祭りを毎日生きる」的な感覚がオタには共通してあるのかなということを感じていて、
だからこそ秋葉原最後の出店はシャッツキステ以外ではあり得なかったとも思う。
「非日常を過ごす」というメイド喫茶の感覚が今日さらに強まっているとするなら、その「常連の気分」の
残滓はシャッツキステにあるんじゃないか、という、そんな理屈はかけらも口にせずに、
単純に楽しんでもらえるかどうかを見てみたい。

Cos-Cha秋葉原

これは地雷だよなあ。地雷が火を噴くか否か、そこのスリルを味わってみたいなあ。
こういうスクール水着を制服としてをこういうかたちでイベント化して、それが非オタに受け入れられるか
気持ち悪さを誘発するか、というのを見てみたい。

M's Melody(大須

9店目まではあっさり決まったんだけど10店目は空白でもいいかな、などと思いつつ、便宜的に M's Melodyを選んだ。
メイリから始まってエムメロで終わるのもそれなりに収まりはいいだろうし、入店時の「お帰りなさいませ、ご主人様」の先駆けと
なった店でもあるし、紹介する価値はあるのだろうけど、もっと他にいい店がありそうな気もする。

というわけで、俺のこういう意図にそって、もっといい10本目はこんなのどうよ、というのがあったら
教えてください。

「駄目だこの常連は。俺がちゃんとしたリストを作ってやる」というのは大歓迎。


改変にあたってところどころいい加減な部分があることをお詫び申し上げます。
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